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プレイベントとして「DCファシリテーション体験セミナー」を名古屋で開催しました

2025年3月8日(土) 「DCファシリテーション体験セミナー」が翌日開催の「ドラムサークルカンファレンス2025」のプレイベントとして開催されました。



一般的なセミナーでの学びのイメージは教室の前方にセミナー講師がいて、机とイスが列に並んでいて、そこに参加者が座る。立っている講師の話を聞いてメモを取る。講師からやり方やスキル教えてもらい、参加者が学びを得る。個人的にはセミナーとはこのようなイメージを持っていました。

ドラムサークルファシリテーション体験セミナーでは会場に入ると、イスが大きなサークル(円)になって並んでおり、イスの前には机ではなく、楽器が置いてある。まず、そこからワクワクします。セミナーが始まるとすぐに参加者が自然と楽器を鳴らし始める。セミナートレーナーのトムトムさんがファシリテーターとしてサークルのガイドをし、参加者がドラムサークルを体験しました。


セミナーの最初にまずドラムサークルの体験を通して、心を弾ませながら学びの時間に入っていきました。その後、ドラムサークルファシリテーターはどんなことをするのか、どんな役割があるのかをトレーナーのトムトムさんから説明をもらいセミナーが進んでいきます。


セミナーではほとんどの時間をタイコや小物楽器などを演奏しながらドラムサークルファシリテーションを学びます。体験型の学びです。参加者が実際にサークル中で合図をする体験などをします。すごく楽しい時間であっという間にセミナーが終わってしまったと感じました。


このセミナーではいろいろな参加者がいらっしゃいました。ドラムサークルを知ったばかりの方、ドラムサークルには参加したことあるけど、ファシリテーターはやったことないという方、中にはドラムサークルファシリテーターとして10年以上の現場経験を持っているベテランの方。職種やドラムサークル経験が様々な人が集まってセミナーで学びました。

セミナーではファシリテーション初心者と経験者が同じサークルで学びます。初心者は、基本的な合図の練習をしたりします。経験者はサークル内で今まで挑戦したことのないファシリテーションに挑戦します。初心者は経験者の背中から学び、経験者は初心者のサポートをします。参加者同士での相互的な学びの場でした。


こうして、VMCのドラムサークルファシリテーションセミナーはスキルだけでなく‘‘学び方を学ぶ‘‘。経験者も初心者も同じ場所で同じ目線で、それぞれの目標や課題と体験しながら学ぶことができる。

私は何度でもこのファシリテーションセミナーを受講したいです。そこで方法や型ではなくファシリテーターとして大切なスピリットを育てていきたいと思います。


私は障害福祉サービス事業所で障害を持つ成人の方への生活支援をしています。3年ほど前からドラムサークルを職場で取り入れました。職場でも利用者と一緒にドラムサークルファシリテーターとして定期的に開催しています。今回のセミナーに私の働く施設の利用者が2名と一緒に参加できました。セミナーへ参加した彼らが笑顔で学ぶ姿がとてもうれしかったです。


ドラムサークルカンファレンス2025実行委員、地域サポーター:川端進太郎


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